空き家所有のリスクと売却の勧め

空き家所有のリスクと売却の勧め

こんにちは、スリーフィールド株式会社の山下です。

昨今、空き家に関するニュースなど耳にするケースが増えてきているように感じます。

実際に当社でも相続した不動産の売却査定依頼が年々増えているように感じます。

そこで今回は空き家を所有するリスクについてまとめてみました。

 

居住していない空き家は、固定資産税や管理費などの維持費がかかるだけでなく、倒壊や火災などのリスクも伴います。さらに、近年では空き家対策に関する法整備が進み、放置された空き家に対して行政命令が出されるケースも増えています。

このような状況下において、空き家所有者は善管注意義務を負っており、適切な管理を行うことが求められます。しかし、実際に管理しようとすると、時間や労力、費用がかさむことも考えられます。

善管注意義務とは、民法第400条に基づくもので、所有者は財産を善良な管理者の注意をもって管理する義務を負います。具体的には、建物の修繕周囲の環境整備防犯対策などが含まれます。

怠ってしまった場合、以下のリスク等が考えられます。


・倒壊・火災による被害: 倒壊や火災が発生し、周辺住民に被害を与えた場合、損害賠償責任を負う可能性があります
・違法駐車等の放置: 空き地に違法駐車などが放置されると、所有者責任を問われる可能性があります

・不法投棄: 管理状態が悪い空き家は、不法投棄のターゲットになりやすくなります。不法投棄されたゴミの撤去費用は、所有者が負担することになります

・売却価格の低下: 売却時に、管理状態が悪いことが原因で、売却価格が下がる可能性があります

上記以外にもちろん幾多のリスクがあると考えられますが、その一方で、空き家を適切に管理するのは容易ではありません。特に、遠方に住んでいる場合や、所有者が高齢である場合などは、管理が行き届かずに周辺住民に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

そこで、空き家売却を検討してみてはいかがでしょうか。空き家売却は、リスクを回避し、維持費の負担を軽減する有効な手段です。売却することで善管注意義務から解放され、維持費の負担からも解放されます。

もちろん、空き家売却にはデメリットもあります。例えば、売却価格が希望通りにならない場合や、売却にかかる費用が発生する場合などが考えられます。

しかし、長期的には、空き家を手放すことで得られるメリットの方が大きいと考えられます。

空き家売却を検討している場合は、ぜひ当社にご相談ください。当社は、豊富な経験と知識を持つ専門スタッフが、お客様の状況に合わせた最適な売却プランをご提案いたします。

また、当社は空き家買取も行っております。売却活動に時間を割くのが困難な場合など、早期に現金化したい場合に有効です。

空き家に関するお悩みは、スリーフィールド株式会社にお任せください。親身にご相談させていただきます。

 

ご連絡お待ちしております。

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