こんばんは。札幌にはついにあられが降り、いよいよ冬が近づいてまいりました。
不動産業界としては年内に売却を済ませたい方、来年の新築に向けて土地を購入される方など期限付きで売却や購入を勧められる方が増えてくる、少しばたばたとした季節となります。
さて今回は中古住宅を売却する際に耳にする、「リフォーム付きプラン」というものについて少しお話をさせていただきます。
当然のお話なのですが、一般的に不動産というのはきれいな状態の方が早く、かつ高額で成約する可能性が高いです。
しかし通常住んでいた、もしくは住んでいる状態の住宅はどうしても使用感があり、空き家かつリフォーム済みの物件と比較されると見劣りしてしまう部分が否めません。
そういった際に我々がご提案するのが「リフォーム付きプラン」というものになります。
このプランでは最初からリフォームする内容を決めておき、購入者が決まってから売主様のご負担でリフォームを行います。
費用に関しては売主様のご負担にはなるのですが、売却費用からお支払いを頂くことになるため実質的な金銭負担がほとんどないというのが大きなメリットになります。
さらにあらかじめリフォームを前提とすることで、中古住宅にありがちな売却後のトラブルを未然に防止することも可能で、売主買主双方が安心できる取引となります。
また、買主様としてもリフォームの内容をいちいち決める必要がなく、また費用も明確化されているため見積もりを取得したり、内容を何度も精査するような時間的な負担がないというメリットがあります。
さらに買主様にはリフォーム済みの物件をご案内させていただくことで、リフォームのイメージを正確に掴んでいただくことで安心してご購入いただくことが可能です。
こういったように多くのメリットがあるリフォームプラン付きの売却ですが、当然デメリットもございます。
それが売り出しの価格が高く見えるという点です。
SUUMOやアットホームといった広告媒体に物件広告を掲示した際、写真は現在の状況の写真が掲載されますが、金額はリフォーム金額込みの金額で掲載することとなります。
よって印象としては近似条件の物件よりも高い物件という印象となってしまい、お問い合わせが減少する可能性があります。
お問い合わせが少なければリフォームプランの内容も詳しくはお話しできず、結果としてご成約までの期間が長くなってしまう、そんなケースも考えられます。
弊社ではこういったリスクリターンのお話も含め、最適な売却プランをご提案するよう心がけております。
ぜひ不動産売却を検討されていらっしゃる方はスリーフィールドまで一度ご相談ください。